東神開発、流山市と包括連携協定
東神開発と流山市は14日、「地域活性化に関する包括連携協定」を締結した。同社は同市と06年にグリーンチェーン認定を取得して以降、連携活動を進めてきたが、さらに街づくり、子育て、災害対応などにおける相互連携と地域活性化を図るべく協議を進め、今回の締結に至った。流山市にとって包括連携協定は8例目で、商業デベロッパーとは初めて。
同社は高島屋の総合戦略である「まちづくり」を進める中、グリーンチェーン認定を皮切りに、「赤ちゃんほっとスペース」(2010年度~)、「市民トイレ制度」(2018年度~)、「流山おおたかの森駅南口都市広場の維持管理及び活用に関する協定」(2020年度~)、「大規模災害時の一時避難施設及び施設内の設備の使用に関する協定書」(23年3月6日付)など、流山市との多様な連携に取り組んできた。今回を機に、流山おおたかの森駅周辺地域だけでなく、市全域に対象を広げて地域活性化を推進していく。
包括連携協定の内容は①市街地のまちづくりに関すること②緑の保全・創出に関すること③景観形成の促進に関すること④文化・芸術の振興に関すること⑤子育て世代への支援に関すること⑥地域や暮らしの安心・安全に関すること⑦災害対策・災害時対応に関すること⑧地域経済の活性化に関すること⑨環境美化に関すること⑩その他、地域の活性化に関すること――の計10項目となる。
(塚井明彦)