2024年11月22日

パスワード

購読会員記事

東急百貨店、札幌店を大規模改装

東急札幌店は10月5日に50周年を迎える。その節目に、百貨店と専門店の融合を加速させる

東急百貨店は札幌店を大規模改装する。すでに「ハンズ」が営業中の8階を含めて5~9階をテナント化し、5~6階には「ビックカメラ」を、9階には「バンダイナムコアミューズメント」を、それぞれ誘致。7階は未定だが、物販店を予定する。百貨店部分は地下1~地上4階、10階の6層となり、1~4階を再編集する。一連の改装は秋の完成を見込み、百貨店と専門店の強みの融合を進め、収益力を高める。

10月5日に開店50周年が控える中、1~4階は2月から段階的に工事を開始。4月以降に順次開く。5~7階は4月24日、9階は同28日に閉じ、秋にテナント化する。

1階は「ビューティーを中心にファッション&生活雑貨までライフスタイルを提案するフロア。化粧品のほか、生活雑貨の拡充とファッションテナントで構成」、2階は「幅広い年代を対象としたファッションフロア。新規ファッションテナントを中心にアパレルと雑貨で構成」、3階は「日常の暮らしを豊かにするカテゴリーミックスフロア。スポーツ・アウトドアファッションを中心にホーム関連やメンズ&レディースファッション等で構成」、4階は「ファッションテナントを集結したフロア。レディースファッションを中心に宝飾・時計・眼鏡など幅広いMDやお得意様サロンで構成」(以上、原文ママ)に生まれ変わる。9階の商品券およびギフトは10階に移す。

同店は「この街でこれからもご愛顧いただける店づくりを目指す」とした。