2024年11月22日

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渋谷東急フードショー、「menu」でフードデリバリー開始

渋谷 東急フードショーから6km圏内に配達できる

東急百貨店は2月2日、デリバリーアプリ「menu」と提携したフードデリバリーサービスを開始する。渋谷 東急フードショーの惣菜、弁当、スイーツ、和洋酒、生鮮・グローサリーなど、約1000品目が対象。既存の「テイクアウト&デリバリー by 東急フードショー」より配送エリアが広く、ブラウザから注文できるという利点がある。同社は1月末で本店が営業終了となるが、今後も利便性の高い「食」の買い物体験を提供していく。

同社は渋谷エリアで、渋谷 東急フードショー(渋谷マーク シティ地下1階~地上1階、地下街「しぶちか」)、東横のれん街(渋谷ヒカリエShinQs地下2~3階)、東急フードショーエッジ(渋谷スクランブルスクエアショップ&レストラン1階、地下2階)の3カ所に食の拠点を構える。併せた売場面積は約9700平米超。東急百貨店東横店が2020年3月に閉じ、同本店は1月31日に営業を終了するが、同社がこれまで強みとしていたリアル店舗の「食」を新たな形態で再構築した格好だ。

これらの売場を通じた買い物体験の利便性を高めるため、21年9月に独自アプリ「テイクアウト&デリバリー by 東急フードショー」を立ち上げ、デリバリーサービスを始めた。渋谷駅から3km圏内に配達する「デリバリー」、拠点内に設置されたロッカーで受け取る「テイクアウト」のいずれかを選べる。

同サービスは顧客から一定の支持を得ているものの、さらなる客層の拡大を目指し、menuとの提携を決めた。menuでは配送エリアが渋谷 東急フードショーから6km圏内で、テイクアウト&デリバリー by 東急フードショーよりも広い。さらに同社の調査で、ネットショッピングでアプリよりもブラウザの利用を希望する客が多いことが分かったため、同店限定でブラウザでの注文も受け付ける。

今後は東横のれん街、東急フードショーエッジでの展開も予定する。