2024年11月22日

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開店90年記念「ていねいに美しく暮らす 北欧デザイン展」

‟織田コレクション″の全貌に迫る初の展覧会。

北欧の名作椅子・インテリアアクセサリー・食器 300点以上を展示!

日本橋高島屋開店90年記念
ていねいに美しく暮らす 北欧デザイン展」
会 期
2023年3月1日(水)~21日(火・祝)
会 場
日本橋高島屋S.C本館 8階ホール

北欧の有機的で美しいデザインには暮らしや思想が強く影響しています。北欧では19世紀末から「美が人生を豊かにする」という考え方が浸透し、そして現在、サスティナビリティやジェンダー平等、多様性を認める社会などの目標を高いレベルで実現しています。
「美しいデザインとともにある暮らし」―未来を考えるとき、私たちの暮らし方のヒントは北欧にあるのかもしれません。
本展は、椅子研究家の収集、研究し、北海道東川町が所有する「織田コレクション」をもとに会場を構成。世界的にも名高い同コレクションの全貌に迫る初の展覧会であり、椅子などの家具からインテリアアクセサリーや食器まで幅広く展示します。
さらに北欧の部屋をリアルに再現し、照明の使い方や窓の役割についてもお伝えするほか、北欧に暮らす人たちの日常生活を映像でご覧いただきます。
作品と実際の暮らしを通じて、北欧のデザインがもたらす力に改めて気づかされる展覧会です。

  • 織田コレクションとは?

椅子研究家の織田憲嗣氏が長年かけて収集、研究していた20世紀のすぐれたデザインの家具と日用品のコレクション。その種類は北欧を中心とした椅子やテーブルから照明、食器やカトラリー、木製のおもちゃまで多岐にわたる。さらに写真や図面、文献などの資料を含め系統立てて集積されており、近代デザイン史の変換を俯瞰できる学術的にも極めて貴重な資料として世界的にも高い評価を得ている。北海道の東川町複合交流施設「せんとぴゅあ」にて常設展示。
https://odacollection.jp

織田憲嗣(おだのりつぐ)氏(写真①)

  • 見どころ

1.総勢70名以上のデザイナーの、300点以上の作品で北欧デザインを展観
椅子などの家具、インテリアアクセサリー、食器まで幅広いジャンルを紹介

写真②

写真③

写真④

写真⑤

写真② ハンス J・ウェグナー《ピーコックチェア》
写真③ タピオ・ヴィルカラ《ボッレ》
写真④ ビルゲル・カイピアイネン《プレート》
写真⑤ イエンス・クイストゴー《トルン》

2.世界でも希少な作品が見られる!

写真⑥

写真⑦

写真⑧

写真⑨

写真⑥ 現存は世界で唯一 ベント・ヴィンゲ《イージーチェア》
写真⑦ 世界に2点だけ ハンス J・ウェグナー《ザ・チェア プロトタイプ》
写真⑧ アアルト最初期のモデル アルヴァ・アアルト《カンチレヴァーチェア》
写真⑨ サヴォイフラワーベースの特大サイズの吹き込み型
(高さ1mのサヴォイフラワーベースとともに展示します)

3.日本橋日本橋高島屋開店90年記念展示
日本橋高島屋は1933(昭和8)年3月に開店。展覧会会期中に開店から90年を迎えます。
これを記念し、同じ1933年にデザインされたコーア・クリントの《デッキチェア》(写真⑩)《サファリチェア》を、会場入口の90年の歴史を感じる大理石の階段に展示します。
また、同じく90周年を迎えるアルヴァ・アアルト《スツール60》(現行商品)をミニシアターに展示・設置。実際にお座りいただきながら映像をお楽しみいただけます。

写真⑩

4.北欧の建材で作る部屋と照明の演出
北欧の建材メーカーの窓枠、床材を使用してダイニングルーム、リビングルームを作ります。
そこに織田コレクションの家具を展示し、北欧の照明(現行商品)で演出を行います。
北欧の名作椅子(現行商品)にお座りいただきながら、部屋と演出をご覧いただけます。

  • ​展示構成

プロローグ どうして北欧に惹かれるんだろう

第1章 椅子と生きる Chairs for life
北欧各国の名作椅子を一堂に展示

写真⑪

写真⑪ エリック・グンナール・アスプルンド《セナラウンジチェア》

第2章 デザインの源 Design beginnings
北欧の巨匠10名を多くの作品を展示して深掘り
〔デンマーク〕アルネ・ヤコブセン/フィン・ユール/ハンス J・ウェグナー/ヘニング・コッペル/イエンス・クイストゴー/ポール・ケアホルム
〔フィンランド〕アルヴァ・アアルト/カイ・フランク/タピオ・ヴィルカラ/ティモ・サルパネヴァ

写真⑫

写真⑫ タピオ・ヴィルカラ《アイスブロック》

第3章 心の居場所 Where the heart is
北欧の建材で作る部屋に椅子や家具を展示し照明で演出

第4章 美しい同居人 Handsome housewares
インテリアアクセサリーや食器などアートピースを交えて展観

写真⑬

写真⑭

写真⑬ カイ・ボイスン《ライオン》
写真⑭ ニルス・ランドベリ《チューリップグラス》

第5章 ていねいに暮らすLiving mindfully
北欧の人々の暮らしをオリジナル映像で紹介するミニシアター

写真⑮

写真⑮ 本編のイメージカット

エピローグ つづく、まわる北欧の社会

  • 開催概要

<展覧会名>
ていねいに美しく暮らす 北欧デザイン展
<会場会期>
日本橋高島屋S.C. 本館8階ホール
2023年3月1日(水)~21日(火・祝)
<ご入場時間>
午前10時30分~午後7時(午後7時30分閉場)
※最終日3月21日(火・祝)は午後5時30分まで(午後6時閉場)
<入場料>
一般1000円(800円)、大学・高校生800円(600円)、中学生以下無料
※( )内は前売り料金
<主催>
北欧デザイン展実行委員会
<後援>
スウェーデン大使館/デンマーク大使館/ノルウェー大使館/フィンランド大使館
<特別協力>
織田憲嗣(東海大学名誉教授)/北海道東川町
<協力>
織田コレクション協力会/旭川家具工業協同組合/アルテック/イッタラ/カール・ハンセン&サン/スカンジナビアンハウジング/スカンジナビアンリビング/フリッツ・ハンセン/ルイスポールセン/レ・クリント
<企画協力>
ジェイアール東海エージェンシー
<巡回予定>
ジェイアール名古屋タカシマヤ 10階特設会場 2023年4月20日(木)~5月7日(日)
大阪高島屋 7階グランドホール 2023年8月9日(水)~8月20日(日)
<ホームページURL>
※2022年12月20日(火)17時公開予定
https://www.takashimaya.co.jp/store/special/hokuou/index.html?utm_source=qr&utm_medium=paper&utm_campaign=2023hokuou

※都合により、催し内容・会期等が変更または中止になる場合がございます。
最新の情報は各高島屋のホームページをご覧ください。

  • 画像使用について

画像使用の際は、所定のキャプション(下記)の掲載をお願いいたします。

<キャプション>
写真① 東海大学名誉教授・北海道東川町家具デザインアドバイザー 織田憲嗣氏
写真② ハンス J・ウェグナー《ピーコックチェア》 1947年デザイン 撮影:Kentauros Yasunaga
写真③ タピオ・ヴィルカラ《ボッレ》 1967年デザイン 撮影:Kentauros Yasunaga
写真④ ビルゲル・カイピアイネン《プレート》 1960年代デザイン 撮影:Kentauros Yasunaga
写真⑤ イエンス・クイストゴー《トルン》 1960年代デザイン 撮影:Kentauros Yasunaga
写真⑥ 現存は世界で唯一 ベント・ヴィンゲ《イージーチェア》 1958-59年デザイン 撮影:大塚友記憲
写真⑦ 世界に2点 ハンス J・ウェグナー《ザ・チェア プロトタイプ》 1949年デザイン 撮影:大塚友記憲
写真⑧ 最初期の作品 アルヴァ・アアルト《カンチレヴァーチェア》 1931-32年デザイン 撮影:大塚友記憲
写真⑨ サヴォイフラワーベースの特大サイズの吹き込み型 撮影:大塚友記憲
写真⑩ コーア・クリント《デッキチェア》 1933年デザイン 撮影:大塚友記憲
写真⑪ エリック・グンナール・アスプルンド《セナラウンジチェア》 1925年デザイン 撮影:大塚友記憲
写真⑫ タピオ・ヴィルカラ《アイスブロック》 1952年デザイン 撮影:Kentauros Yasunaga
写真⑬ カイ・ボイスン《ライオン》 1960年代デザイン 撮影:Kentauros Yasunaga
写真⑭ ニルス・ランドベリ《チューリップグラス》 1956年デザイン 撮影:Kentauros Yasunaga
写真⑮ 本編イメージカット 撮影:Maya Matsuura

お問い合わせ先
日本橋高島屋 03-3211-4111(代表)