2024年11月25日

パスワード

購読会員記事

大手町・丸の内・東京駅で相次ぎイルミネーション

東京駅丸の内中央広場から東京駅丸の内駅舎を見たライトアップイメージ

東日本旅客鉄道首都圏本部と三菱地所は21日~25日の5日間、東京駅丸の内中央広場と行幸通りを会場にしたイルミネーションイベント「東京ミチテラス2022」を開催する。今年は鉄道開業150年、丸ビル20周年、新丸ビル15周年という節目で、「Anniversary City」をテーマに、幸福感を演出した。丸の内・東京駅・有楽町の各エリアでは東京ミチテラスのほかにもクリスマスやイルミネーションイベントが開催される。

Anniversary Cityを演出のテーマにした今年の東京ミチテラスは、感謝・上品・幸福などの花言葉をもつピンク色のバラ(ピンクローズ)をテーマカラーに、東京駅丸の内中央広場と行幸通りの樹木の全エリアを染め上げる。東京駅丸の内駅舎の樹木には、全体を花束に見立てて装飾され、祝福ムードを楽しめる演出となっている。開催時間は16時頃~21時頃まで。

東京駅丸の内中央広場から行幸通りを見たライトアップイメージ

東京ミチテラス以外で丸の内エリアで開催されているイベントは「丸の内イルミネーション2022」、「Marunouchi Street Park 2022 Winter」、「Marunouchi Bright Christmas 2022~YUMING 50th BANZAI!~」。丸の内エリアの冬の風物詩となった丸の内イルミネーションの今シーズン(11月10日~23年2月19日)は、約1.2kmに及ぶ丸の内仲通りの340本を超える街路樹を丸の内オリジナルカラー「シャンパンゴールド」の約120万球のLEDで彩る。加えて、東京駅日本橋口前にある常盤橋タワー前の屋外大規模広場「TOKYO TORCH Park」でも開催中だ。

丸の内仲通りの街路樹を約120万球のLEDで彩る「丸の内イルミネーション」

これまで丸の内仲通りを中心に行ってきた会場を東京駅前の行幸通りにまで拡大し、過去最大規模で実施しているのがMarunouchi Street Park(12月1日~12月25日)。「MSP Twinkle Street」をテーマに、丸の内仲通りには光の輪投げやメリーゴーランドなどが設置されたほか、ストリートピアノ演奏など、屋外で楽しめる趣向だ。

また、大手町・丸の内・有楽町エリアのホテルや店舗と連携したクリスマスマーケットでは、週替わりでアンティーク雑貨などが並ぶ。初の展開となる行幸通りでは、環境配慮型の樹脂製スケートリンクを使用した「Marunouchi Street Rink」(12月1日~12月25日)が登場している。

Marunouchi Bright Christmas(11月10日~12月25日)は、日本を代表するシンガーソングライター、松任谷由実さんとのコラボレーションを実現。メイン会場の丸ビルでは1階マルキューブに高さ約8mの生木を使用したクリスマスツリーが設置され、3階回廊には松任谷由実さんのデビューからの歩みを映像と楽曲で追体験するプロジェクトマッピングショー「YUMING BANZAI!Xmas CYBER DISCO」を実施する。プロジェクトマッピングショーが始まると毎回人垣ができる人気となっている。

丸ビルで開催しているユーミンとコラボした「丸の内ブライトクリスマス」

東京駅エリアのイベントは、東京駅構内(改札外エリア)と周辺エリアを会場にした「東京駅サンタ サンタも妖精も探せ!100人ビンゴ」(12月19日~12月25日)。初日には東京駅八重洲口グランルーフ大階段で、東京ステーションシティで働く有志と東京混声合唱団で構成された「東京エキマチ合唱団」による「クリスマススペシャルコンサート」が行われた。「東京駅クリスマス限定!200名様に1,000ポイントが当たる!&タッチでエキナカ入場券ポイントバック」キャンペーン(12月19日~12月25日)も開催中だ。

有楽町エリアは、東京国際フォーラムでの「Charming Christmas 2022」(12月1日~23年1月中旬)。今年のCharming Christmasにも干支ツリーが登場した。来年の干支「卯」をモチーフにしたオリジナルぬいぐるみ約1000匹で装飾されいる。期間中は1000円以上の買い上げ客にスクラッチカードを進呈。当たりが出た1000人に、ツリーを彩るオリジナルぬいぐるみをプレゼントする。

(塚井明彦)