2024年11月22日

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天満屋岡山店、今春にロフトオープン リビングや婦人服も改装

ロフトは本館5階に入り、面積は約205坪となる(写真はイメージ図)

天満屋岡山本店は、約3年ぶりに進めている改装の第2弾を発表した。3月2日に「岡山ロフト」を開き、5階の呉服売場を3階へ移設。そのほかリビングや婦人服・紳士服のリニューアルなどを1月末~3月にかけて順次行う。導入、改装するブランドは計23にのぼる。

一番の目玉となる岡山ロフトは、2月に営業を終了する岡山ロッソから5階に移転する。営業面積は約205坪。トータルでおよそ1万7000SKUを揃え、うち文具雑貨が約8100、健康雑貨が約6500、バラエティ雑貨が約1600種類、生活雑貨が約800種類。主にこの4カテゴリーで構成する。

同じく5階のリビングは、「WELLNESS」をキーワードに、ナチュラルな色使いで統一された店装に刷新。売場内にグリーンやインテリア雑貨をレイアウトし、家の中にいるかのような空間にする。「西川ネムリウム」、「ウチノ バス&リラクゼーション」を導入し、ナイトウェアやバス・トイレタリー売場などをリニューアルする。

2~4階のファッションは既存売場のリニューアルが中心だが、別ブランドとのコンバインにするなどして品揃えを大幅に広げる。「ロペ」は中四国初の常設展開となるバッグブランド「エポール」、ドレスに特化した「ラ リーニュ ロペ」を加え、面積を拡大。「組曲セレクト」は気になる商品を取り寄せて試せる「クリックアンドトライ」サービスと、ポップアップ用のスペースを導入する。「ハナエ モリ」は「アルマ・アン・ローズ」を、「レリアン」は「キャラ・オ・クルス」を、「パパス」は「マドモアゼルノンノン」をそれぞれ取り入れコンバイン型にする。

3階には5階から「きものサロン」、「しきたりサロン あさん堂」が移設。日本の伝統文化にまつわる相談窓口としてリニューアルし、和装や慶弔に関わる提案をする。

同店は昨年末~1月に掛けて第1弾として、美術ラウンジや上顧客向けのサロンを刷新した。ライフスタイルの変化に対応した地域密着型を目指し、地域の活性化にも繋げる。