2024年11月25日

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ところざわサクラタウンでオーケストラコンサート in 浮世絵劇場開催

東京交響楽団が生演奏を行った

ところざわサクラタウンにある角川文化振興財団が運営する角川武蔵野ミュージアムで1月6日、「浮世絵劇場 from Paris」と東京交響楽団による一日限りのコラボコンサート「オーケストラコンサート in 浮世絵劇場」が開かれた。これは公益財団法人角川文化振興財団・公益財団法人東京交響楽団・株式会社ドワンゴによる共同での取組で実現したもので、開催された同イベントはドワンゴが運営する日本最大級のライブ配信サービス「ニコニコ生放送で」で独占生中継された。

現在、角川武蔵野ミュージアムではオープン1周年を記念して企画展「浮世絵劇場 from Paris」が開催されている。同企画展の「SPIRIT of JAPAN」はフランス・パリを拠点とするアーティスト集団「ダニーローズ・スタジオ」が手掛け、浮世絵をモチーフにしたプロジェクションマッピングで、1100㎡を超える大空間に12幕の異なる映像シーンが音楽と共に映し出される。扇が時を刻み、提灯が宙を舞い、桜の花びらが風に揺れ、荒波がリズムにあわせて頭上を駆け巡り、浮世絵を全身で浴びる没入感のある360度体験型コンテンツはフランスで200万人を動員する大人気となった。

若手邦楽家の演奏が観衆を魅了した

1月6日に開催されたオーケストラコンサート in 浮世絵劇場ではジャポニズムをテーマにした浮世絵劇場 from Parisの映像に合わせ、東京交響楽団が生演奏を行った。一日限りのオーケストラコンサート in 浮世絵劇場では日本を代表するオーケストラの一つとして躍進著しい東京交響楽団、幅広い分野で活躍の場を広げている気鋭の若手邦楽家LEO氏(琴)、藤原道山氏(尺八)の演奏が観衆を魅了した。本公演ならではの楽曲リストの監修は東京交響楽団正指揮者を務める原田慶太楼氏が手掛けた。公演は着席でなく、来場者は展示室内を回遊しながら音楽と映像を目と耳と全身で楽しめる趣向。

なお、1月16日には声優・茶風林の率いる酒林堂が琵琶とともに演じる朗読劇「耳なし芳一」と「浮世絵劇場 from Paris」とがコラボレーションした「酒林堂 in 浮世絵劇場〈耳なし芳一〉」を開催。同イベントについてもドワンゴのニコニコ生放送で独占生中継される。