資生堂、1月1日付 人事

【組織改正】

「人財本部」を新設し、人財育成、採用、報酬や福利厚生、管理業務など、人事関連業務全般を統括する。同本部内には「人財企画部」、「人財オペレーション部」、「人財・組織開発室」、「ビジネスパートナー室」を新設する。人財企画部は、優れた人材の採用やウェルネスの推進に加え、人材データの活用や分析等、DX活用を通じて、組織・人財戦略を策定し変革の実行をリードする。人財オペレーション部は処遇報酬制度の企画立案からオペレーションまでを統合し、人財に関する社内に向けた様々なサービスをワンストップで提供し、トータルで労務管理を行う。これにともない、人事部は解消する。

これまでの社会価値創造本部の機能を強化するため、以下の3部門を新設する。これにともない、社会価値創造本部は発展的解消とする。サステナビリティ戦略の策定・実行を加速するため、経営革新本部内に全社の経営戦略機能を担う「サステナビリティ戦略推進部」を新設する。社内外に向けてダイバーシティ&インクルージョン(D&I)アクションをさらに強化する目的で「D&I戦略推進部」を新設する。同社の資産である「アート＆ヘリテージ」の価値伝達機能をグローバルレベルで強化し、全世界の事業価値創造へのさらなる活用を推進する目的で、「アート＆ヘリテージマネジメント部」を新設する。

2030年に向けたビジョン「PERSONAL BEAUTY WELLNESS COMPANY」の実現および、スキンビューティー領域でグローバルNo.1を目指し、コア事業である化粧品事業とのシナジーを生み出すインナービューティー事業の基盤構築・新事業展開をリードしていくため、現在のインナービューティー事業開発部を「インナービューティー事業本部」に改編し、同本部内に「ブランドマーケティング部」を新設する。

クレ・ド・ポー ボーテのブランドエクイティ向上およびビジネスのさらなる成長を加速させるため、クレ・ド・ポー ボーテ グローバルブランドユニット内の機能を再編し、「事業戦略開発部」と「コミュニケーション開発部」を新設する。これにともない、事業戦略部は解消する。

アジア地域を中心に事業を展開する「アネッサ」および「エリクシール」の成長加速や新市場への導入を検討するため、両ブランドを統括・管理する「グローバルプレミアムブランド本部」を新設する。

日本国内の薬機法に加え、グローバルで一層重要度が増している化学物質・環境・サステナビリティに関連した規制対応力を強化するためで、規制・申請・表示訴求・工業会活動などの機能を一体化した「グローバル規制部」を新設する。

生産部の機能を整理・再編し、安全・高品質・サステナブルな供給をグローバルレベルで強化する「安全・品質・サステナビリティ部」と、モノづくりにおけるイノベーションをリードする「モノづくり技術革新部」を新設する。また、国内工場の生産計画・原材料調達計画の一元化のために「インダストリアル計画部」を新設する。これらにともない、生産部、デマンド・サプライ計画部は解消する。

【役員人事】

【人事】

（1月1日付）