2024年11月22日

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近代日本洋画の名作展 ひろしま美術館コレクション

  • 会期:2021年5月15日(土)~7月4日(日)※会期中無休
  • 会場:そごう美術館 (そごう横浜店6階)
  • 開館時間:午前10時~午後8時(入館は閉館の30分前まで)※そごう横浜店の営業時間に準じ、変更になる場合がございます。
  • 入館料【事前予約不要】一般1200(1000)円、大学・高校生1000(800)円、中学生以下無料 ※消費税含む。※( )内は、以下のカードをご提示の方の料金。[ミレニアム/クラブ・オンカード、セブンカード・プラス、セブンカード]※障がい者手帳各種をお持ちの方、およびご同伴者1名さまは無料。

展覧会概要

公益財団法人ひろしま美術館の日本洋画コレクションは、明治時代の巨匠黒田清輝の作品を出発点に、それ以降の大正、昭和への歩みをほぼ俯瞰でき、近代日本洋画の流れをたどれる貴重なコレクションといえます。近代日本洋画が明治維新という劇的な時代の変革により大きく芽吹いていくなかで、初期の浅井忠やフランスに留学した黒田清輝は、その後の近代日本美術の礎となり、近代洋画の父とされました。本展では、その黒田滞欧作や黒田に学んだ藤島武二の新しい裸婦像、青木繁の作品から、自由な雰囲気が社会にあふれた大正期、「白樺」を通してフランス美術に触発された岸田劉生の婦人像が出品されます。さらに昭和初期に、理知的な画面構成と写実性を追求した安井曾太郎の代表作《画室》や大変貴重な木炭デッサンをはじめ、パリ帰国後に装飾的油彩画を確立した梅原龍三郎の裸婦像など、裸婦像の変遷をたどることができます。一方、独自の存在感をもつ須田国太郎や小出楢重の代表作である自画像に加え、異国の街を描いた佐伯祐三や荻須高徳、独特の作風の林武、小磯良平、岡鹿之助、人間の本性を追及した鴨居玲らの作品など、約70点により、こうした時代の流れと表現の変遷を概観できる貴重な機会です。油彩という新しい技法により、日本独自の感性を守りながらさまざまに華開いた日本洋画の黄金期の作品に、新たな希望と癒しを感じていただけましたら幸いです。

ひろしま美術館は、広島銀行の創業100周年を機に「愛とやすらぎのために」をテーマに設立されました。一枚の絵が人々の心を癒すと信じ、戦争で傷ついた人々のやすらぎの場になればとの思いから、広島市に1978年開館した私立美術館です。

黒田清輝「白き着物を着せる西洋婦人」1892年

 

岡鹿之助「積雪」1935

 

岸田劉生「支那服を着た妹照子像」1921年

 

梅原龍三郎「軽井沢秋景」1974年

ご⼊館にあたって

館内では係員の指⽰に従っていただきますようお願いいたします。

  • マスク着⽤、⼊⼝での⼿指消毒・検温をお願いいたします。
  • 周囲の⽅と距離を空け、会話はお控えください。
  • 展⽰品および展⽰ケース、壁にはお⼿を触れないようお願いいたします。
  • 携帯電話・アラームなど⾳の出る機器類のスイッチをお切りください。

館内において以下の⾏為はご遠慮ください。

  • 禁⽌場所での撮影/模写/鉛筆・ペグシル以外の筆記⽤具の使⽤
  • 飲⾷(ガム・アメなどを含む)/喫煙/傘・動植物の持ち込み
  • そのほか、周囲の⽅のご迷惑になる⾏為

作品保護のため、館内の照明および温度は低めに設定しております。⼊館者が⼀定数を超えた場合には、⼊場制限を⾏います。⼊場制限時、会場付近にはお待ちいただく場所はございません。新型コロナウイルス感染予防に関する対応につきまして、ご理解・ご協⼒を賜わりますようお願い申しあげます。※ご⼊館前に、そごう美術館ホームページ・会場⼊⼝掲⽰の「ご⼊館の際のお願い」をご確認ください。※展覧会・イベントの中⽌や延期、⼀部内容が変更になる場合がございます。※最新情報は、そごう横浜店・そごう美術館ホームページをご確認ください。