2025年04月05日

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大規模改装中の松坂屋名古屋店、秋までに92店舗を新装

7階は家具売場などを充実させるとともに、積水ハウスと組んでマンションギャラリーも新設する(イメージ)

大規模改装中の松坂屋名古屋店は1日、秋までに92店舗を新装すると発表した。家庭用品や呉服、婦人服、子供関連、旅行用品、化粧品などの売場が対象で、本館7階には積水ハウスと組んで百貨店業界で初めてマンションギャラリーを設ける。

リニューアルの対象は、本館の5~7階と北館の6階。本館5階は「アートや学び」をテーマにした子供関連と上質な婦人服で構成する。子供関連は「ジェイミーケイ」(東海地区初)や「ジェラート ピケ キッズ&ベビー」(同)「ジェラート ピケ カフェ プティ」を導入し、既存の「ミキハウス」や「ファミリア」「ボーネルンド」「サンリオ」、ベビー休憩室などを一新。既存のブランドにはアートや学びの要素を加える。婦人服は「サンヨー・スタイルストア」(東海地区百貨店初)や「オンワード クローゼット セレクト」を誘致し、「インディヴィ・アンタイトル」「ポール・スチュアート」「マッキントッシュ ロンドン」を新装する。

本館5階は「アートや学び」をテーマにした子供関連、上質な婦人服で構成(イメージ)

本館6階は「ローカリティ」をテーマに、食器やリビング雑貨の売場を従来のアイテム別から生活提案型に切り替え、名古屋市で人気の紅茶専門店「ラティス栄」を百貨店で初めて導入。イベントスペースを広げ、ローカリティをテーマにイベントを開く。ラティス栄のほかに新規にオープンするブランドは「ワイ・ヨット ストア」(東海地区初)「ジャパン クリエーション スペース」「テーブルデコール」「ぬりもん」「ハウス ウェア スタジオ リビング」「ベネクス」「ハウス ウェア スタジオ スリープ」「ヨーガンレール プラス ババグーリ」で、既存の呉服・和装小物や介護用品の売場などもリニューアルする。

本館6階は「ローカリティ」をテーマに、食器やリビング雑貨の売場を従来のアイテム別から生活提案型に切り替える(イメージ)

本館7階は家具売場に「バクスター」(東海地区百貨店初)や「ボーコンセプト」(同)「ポルトローナ・フラウ」(同)「メリディアーニ」(同)「ロルフベンツ」(同)を誘致し、既存のインテリアサロン、旅行用品の「エース」「サムソナイト」、金製品の「エスジーシー ゴールドショップ」などを一新。積水ハウスと協業し、マンションギャラリー「グランドメゾンギャラリー松坂屋名古屋」も構える。積水ハウスの分譲マンション「グランドメゾン」のモデルルームからなり、家具などは松坂屋名古屋店のブランドを使用。相互送客や購買意欲の喚起につなげる。

北館6階は秋ごろに「ラグジュアリービューティーサロン」に刷新するが、詳細は明かしていない。

改装は段階的で、本館5階は4月29日に完成。同6階は同12日以降順次、同7階は同5月以降に開く。

2024年度(24年3月~25年2月)の改装に引き続き、「ウォールミュージアム」と呼ぶ約5m幅のアートウォールやレストスペースも新設。アートウォールは若手作家を中心に様々なアートやインスタレーションを取り上げ、レストスペースはサステナブルな素材を用いたり、地元の工房の独自技術を生かしたりしながら、船場が企画・制作する。