2025年03月01日

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ららぽーと名古屋みなとアクルス、初のリニューアル

施設中央の「センターコート」のイメージ図

「三井ショッピングパーク ららぽーと名古屋みなとアクルス」が、開業以来初のリニューアルを行う。目玉として施設の中心に位置する「センターコート」を大幅に刷新し、屋外広場の「みどりの大広場」は遊具を増設、3階フードコートの「LaLa Kitchen」はキッズゾーンを拡充し、1階食物販エリアは改装して「みなとマルシェ」を誕生させる。今回のリニューアルで新店・改装・移転合わせて35店舗が3月21日から順次オープンする。

人々が自然と集い、交流が生まれる空間へ刷新されるセンターコートは、ビジョンを大型化し、吹き抜けガラス面にデジタルサイネージを設置。イベントと連動したダイナミックな映像空間を演出する。様々なイベントやポップアップストアに対応できるスペースも確保し、常に新しい発見や体験との出会いを演出できるようにする。

フードコートのキッチンゾーン

屋外にあるみどりの大広場は、約8000平米の広大な芝生広場の一部に「ふわふわマウンテン」と「ラージフォール&キャナルネット」の2種の屋外遊具を増設。子育て世代のニーズに応える遊び場となる。ふわふわマウンテンは跳ねたり、転がったり、寝転んだりと、自由な遊び方ができる。アスレチック要素を取り入れたラージフォール&キャナルネットは、様々な年齢層の子供がそれぞれの体力や運動能力に応じてチャレンジでき、子どもたちの冒険心を育む。

フードコートのLaLa Kitchenはキッズゾーンを拡充して、木々や緑に囲まれた公園をイメージした開放的な空間に一新する。子供が楽しく過ごせる遊び場、窓際の居心地の良いスペースでゆったり食事が楽しめる小上がり席、幼児連れでも安心して過ごせるベビーエリアなど、家族連れでも気兼ねなく食事を楽しめる環境を整える。遊び場エリアには新たに滑り台を設けて子供が楽しめる場をつくりつつ、成長段階に合わせてエリアを分ける。子供を見守れる席も併設して安心して利用できる場にする。フードコート全体の席数は約800席となる。

1階には食物販ゾーン「みなとマルシェ」を設ける(イメージ図)

1階のみなとマルシェには、地元・名古屋の人気店から全国で注目の食物販まで、こだわりの店舗が出店。ゾーン内は食材を運ぶ船が行き交う運河の情景をイメージしたデザインを採用。各店舗のつながりを高め、マルシェの賑わいを生み出す一体的なストリート空間を築き、食材や惣菜を見て選ぶ楽しさを提供する。できたての味をその場で楽しむことができるイートインスペースも備える。

みなとマルシェに加わる新店舗は、店内で焼き上げ、焼き立てのエビせんべいを販売する「坂角総本舗」とジュースバー「果汁工房果琳」。1階のフードコートCANAL deliには「スガキヤ」「ミスタードーナツ」、1階のGARDEN SIDE KITCHENには「いしがまやハンバーグ」「ガスト」がオープンする。

3階フードコートLaLa Kitchenにはラーメンの「つじ田」、うどんの「うまげな」、クレープの「ディッパーダン」が入る。物販・サービスの新店舗は、名古屋が常設2号店となる「うんこミュージアム」、「猫カフェMOCHA」、韓国のアクセサリーチェーン「N.CAT」、帽子のセレクトショップ「gifthat」、オフプライスストア「アエナ」、美容器具の「Refa」などが出店する。

今回の初改装で新店舗が24店舗加わるほか、移転・改装は11店舗となる。合計で35店舗のうち、うんこミュージアムなど愛知県初が3店舗、新業態は坂角総本舗やTOKAI MAZDA BRAND PLACEなど2店舗を数える。